3月4日、国土交通省は建設会社が基礎ぐい工事に際して一般的に遵守すべき措置を定めた告示、及び、工事監理者が基礎ぐい工事における工事監理を行うにあたって留意すべき点を示したガイドラインを策定するとともに、基礎ぐいに関する設計や建築基準法上の中間検査における留意点をまとめました。
告示及びガイドライン等の主な事項は以下のとおりです。
【告示】 施工体制、くいの支持層到達及び施工記録に関し建設会社が遵守すべき事項
【ガイドライン】 地盤条件や工事施工者の施工計画を踏まえた工事監理の実施
【設計の留意点】 十分な地盤調査結果に基づく適切な設計等の実施
【中間検査の留意点】 工事監理が立会い等により適切に実施されていること等の確認
前回お知らせしたパブリックコメントの募集を経て4日に告示されました。
これからの工事監理などの基本となりそうな資料であり、工事関係者ならずとも土木に携わる技術者は一読の必要があるでしょう。
▽告示の詳細[PDF形式](国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001121967.pdf
▽告示の本文[PDF形式](国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001121968.pdf
▽工事監理ガイドライン[PDF形式](国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001121965.pdf
▽設計の留意点について[PDF形式](国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001121966.pdf
▽中間検査の留意点について[PDF形式](国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/common/001121964.pdf
▽「基礎ぐい工事の適正な施工を確保するための大臣告示とガイドラインを策定しました。」(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000403.html
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