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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成20年12月04日号
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★ 直轄河川及び直轄国道の地方移管 ★
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国土交通省は2日の地方分権改革推進委員会において、かねてから検討して
いた国から地方への管理権限の移管について、直轄国道2527キロ(81路線)
と1級河川6水系の案を報告しました。また同時に更に、これ以外の国道4275
キロ(61路線)と河川20水系の移管についても、財源と人員の移譲を含め
都道府県や政令市との協議を継続することを明らかにしました。
しかしこの数値は国土交通省が当初提示した数値−道の15%(約3200キロ)、
河川の4割(約20水系)−を下回るもので、分権委は地方に移管する国道・
河川の上積みを求める方針です。
今回提示されたのは、直轄国道では、17号(旧中山道)のうち東京都内か
ら埼玉・群馬両県境までの95キロや、大阪市中心部の御堂筋を含む25号など、
バイパス道路整備後の旧道を地方に移す例が多くなっています。
また1級河川の地方移管対象は菊川(静岡)、高津川(島根)、松浦川
(佐賀)、番匠川(大分)、小丸川(宮崎)、肝属川(鹿児島)の6水系と
なっています。
もともとバイパス道路整備後の旧道は、格下げ指定し、管理主体を変える
ということは今までも普通にやられていたことであり、今回このように改め
て発表されても違和感を感じざるを得ません。まあ霞ヶ関vs分権委の第一ラ
ウンド開始というところでしょうか。
この管理権限の移管は、我々土木の技術者にとって大きく影響の出る問題
です。管理主体が変わるということは発注主体も変わり、受注環境が大きく
変わるのです。
最低限自社あるいは自分のテリトリーの事柄は把握しておくべきでしょう。
各地方整備局で詳しい資料が公開されています。詳細は以下ページで。
▽いさぼう通達業界ニュース 「直轄河川及び直轄国道の地方移管」
http://isabou.net/index.asp?jump=/Convenience/aviso/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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ここでは、今週の更新ページ(工法関連以外)をお知らせします。
■【資格情報早見表】 − 「12月の資格試験トピックス」
http://isabou.net/index.asp?jump=/education/qualifying/index.asp
今月動きのある資格試験をトピックスに掲載しました。
■【ためになる現場話】 − 第35話 「出稼ぎとA・B・C」
http://isabou.net/index.asp?jump=/KnowHow/genba/index.asp
ダムのグラウティング工事の施工記録にコンピューターが導入されたのは
昭和50年代の中頃であっただろうか?大手のグラウティング業者が計器メー
カーと協力してシステムを開発したのであるが、グラウティングのように比
較的単純な作業で膨大なデーターが発生する作業において、コンピューター
の導入はもってこいの方法であっただろう...
■【知取気亭主人の四方山話】−第283話 「求む!桃太郎侍」
http://isabou.net/index.asp?jump=/refresh/yomoyama.asp
今年になって振り込め詐欺の被害が増加しているらしい。29日に放送され
たNHKラジオのニュースによれば、その被害額はもう既に昨年の被害額の250
億円を超え、年末までには300億円を超えるのではないかという...
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