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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成23年6月16日号
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★ 東北の災害復旧事業の発注に格差、その原因は ★
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6月15日 国土交通省は、東日本大震災の被災地の本格的な復旧・復興に向け
た今後の対応を発表しました。
ハード・ソフト施策を組み合わせた津波防災まちづくりを推進する制度を創
設し、海岸堤防の復旧・整備や市街地の集団移転、災害公営住宅など、恒久
住宅の整備も始めます。
インフラ関連では大規模盛り土造成地の地滑り防止事業も推進し、沿岸部の
鉄道の復旧では、三陸鉄道(岩手県)の久慈〜宮古間と釜石〜盛間は既存施設
を生かして現行ルートで、またJRの宮古〜釜石間(岩手県)と盛(岩手県)
〜亘理(宮城県)間は市街地復興と一体で、現行ルートの変更も含めた復旧
を検討します。
一方、復興まちづくりでは、防波堤だけではなく、ハードとソフトの施策を
総合した多重防御による津波防災まちづくりをコンセプトに施策を展開し、
▽海岸堤防の復旧・整備
▽市街地の整備・集団移転
▽避難路・避難場所の確保・整備
▽海岸堤防の後背地の浸水拡大防止機能を持つ施設の活用
▽避難路・避難場所、地形、避難確保の状況に応じた土地利用・建築規制
などを推進していきます。
やっと”方針”が定まったということでしょうか、しかし実施にはまだまだ
・・・という感はあります。
スピード感あふれるものになってもらいたいものです。
一方、被災3県の災害を含めた公共工事の発注状況はどうなっているのでし
ょうか。国土交通省の調べでは、岩手、宮城、福島3県の公共工事の発注状況
に差があるようです。
3県の4・5月の公共工事の発注状況(昨年比)は以下の通りです。
全体 国 独法 県 市町村 地方公社
岩手県 37.7%減 57.4%減 99.0%減 40.9%減 1.8%増 246.3%増
宮城県 16.3%増 23.9%減 20.9%減 179.6%増 15.5%減 46.9%減
福島県 41.8%減 4.2%減 87.8%減 35.4%減 43.5%減 145.1%増
宮城は、都道府県発注工事、特に災害復旧工事の大幅な増加が発注量全体を
押し上げています。一方、岩手、福島では地方公社発注工事が大幅に増えてい
るものの、契約額が小さく、発注量全体を押し上げるまでには至っていません。
災害復旧工事の発注が遅れていることがうかがえます。
その理由としては、岩手県は他の2県と異なり、震災直後に被災地の復旧・
復興に向けた災害対応を急ぐ観点から県発注工事の入札手続きを停止しまし
た。4月11日には入札手続きを再開しましたが、いまだ工事発注を回復できて
いません。
一方、福島は東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で人員や予算を割け
ず、いまだ工事発注量を増やせないことによるとみられています。
つまり発注が遅れているということですので、今後は上記「減」のところの
発注が急激に拡大しそうです。
詳しくは下記ページで
▽いさぼう通達、業界ニュース
「東北の災害復旧事業の発注に格差、その原因は」
http://isabou.net/Convenience/aviso/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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■【経済まめ知識】
http://isabou.net/improve/knowledge/index.asp
→TPPと医療
→病院版BCP≒MCP(独法国立病院機構)災害医療センター...
■【災害情報】
http://isabou.net/TheFront/disaster/higashinihon-daishinsai/index.asp
「3D余震マップ 6/10データ」を掲載しました。
■【知取気亭主人の四方山話】−第414話 「9年目のお仕置き」
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
故あって、現在酒を断っている。呑兵衛を自認する私にとって大事件である。
しかも、先週の金曜日で既に2週間が経つ。これだけ長い間酒との縁が切れて
いたのは、ひと月半程の入院生活を余儀なくされた26年前以来だ...
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