仕事を進める上で、地理院地図(電子国土Web)やGoogleマップ/Google Earthといったサービスを利用する機会は多いかと思います。
ひと昔前までは、地図帳や紙の地形図を広げて、現場の位置を確認したり、現場までの道順を確かめたりしていたものでした。
最近では、スマートフォンの普及により、屋外でも地図検索が可能になり、とりあえず現場近くにいけば何とかなります。
地理院地図やGoogleマップ/GoogleEarthといった電子地図は、WebGISと呼ばれるライトユーズなGISの一種です
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従来、GISは、地理空間情報技術者に限定されたツールでしたが、簡便な操作性と無償提供されるWebGISの普及により、専門家でなくとも、簡単なGIS機能を活用できるようになりました。
これらの電子地図では、地図や航空写真を閲覧するだけではなく、ユーザー自身が、ポイントやライン、ポリゴンを属性情報を含めて登録できる機能があります。これらの機能を上手に活用するすることで、日々の業務を少しづつ効率化することができます。
GISは知っているけど、実際に使ったことはない・・・ちょっと使ってみたい・・・でも忙しい中で覚えるのは大変そうだし・・・それより試験勉強が・・・と思っているあなた。筆者自身が少し前まではそうでした。本シリーズでは、GIS入門中の筆者が、簡単なGIS機能を活用してできる、業務効率UPのノウハウを月1回のペースで紹介して行く予定です。
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無料の高機能GISソフト“QGIS”について3回目となります。今回は、QGISの印刷・出力機能について紹介します。
土木構造物の点検・調査業務では、その現場の位置を示す、位置図を作成します。位置図の基図には、国土地理院の“2万5千分の1地形図”やそれぞれの官公庁で整備された“管内図”等を活用することが多いと思います。
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前回に引き続き、無料の高機能GISソフト“QGIS”について取り上げます。前回コラムでは、QGISのインストールとプラグイン(拡張機能)を用いたWeb地図の表示を紹介しました。今回は、GISで扱うデータ形式について紹介したうえで、国土数値情報で提供されるベクタデータの重ね合わせ方法を詳しく解説します。...
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先月までの土木技術者GIS入門コラムでは、国土地理院やGoogle社が提供するGIS技術を活用した便利なソフトウエアやサービスについて紹介してきました。 これらのサービスは、GISに詳しくなくてもすぐに使える反面、思いのままの重ね合わせ図を作成したり、地図上で情報検索を行いたいといった場合には、なかなか対応できません。 より高度なニーズに対応するには、やはり高機能のGISソフトの導入が必要になります。 そこで、今回のコラムからは無料の高機能GISソフト、“QGIS”についてとりあげたいと思います。...
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国土地理院が整備する基盤地図情報は無償でダウンロードし利用することができます。 GISの背景図や解析データとして利用することもでき、大変重宝するデータです。 最近のCADソフトやGISソフト、解析系ソフトでは、基盤地図情報を簡単に取り込む機能がオプションとして用意されることも多く、非常に利用しやすくなってきました...
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最近ではほとんどのスマートフォンにGPSが搭載されています。 また、デジタルカメラもGPS付を使用している方が多いかと思います。 これらのGPS機能を十分、生かしきれていますでしょうか?GPSによる位置情報が付加されたデータは、一種のGISデータといえます。 今回、これらの機器を上手に使いこなして、現地調査を手助けしてくれる便利なソフトウエアを紹介したいと思います...
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橋梁や道路附属物等の点検業務では、膨大な施設位置の座標(緯度・経度・標高)を確認・取得する機会がしばしばあります。既往の点検データや台帳データに記載される位置座標を表示させたら・・・とんでもない位置が表示される!!といった経験がある方は多いと思います...
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スマートフォンの普及により、現場でも電子地図を利用する機会が増えてきました。用途に応じたさまざまなアプリも登場しています。今回は、Googleマップを使ってスマートホンを現場ナビとして活用する方法を紹介します...
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