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木製構造物研究会で保有する特許工法。ウッド筋工、ローカル・リサイクル吹付工法、間伐材二重井桁枠工、木製ガードレール木景 ターフ・ウッド工法

ウッド筋工

特許:第4749627号 / 和歌山県けんさんぴん登録:R04-4 / 県内開発建設技術登録:R04-K2 / 和歌山県認定リサイクル製品:第H17-109号

概要ウッド筋工(鉄筋挿入型)の特徴工法の位置づけ植生経過状況


ウッド筋工の概要

ウッド筋工とは・・・

間伐材にワイヤーロ−プを通し数珠状にしたものを法面に階段状に設置することで緑化を促進する植生基盤工法。
自然種子を取り込み、自然の姿を復元する待ち受け型緑化を実現する。
ウッド筋工 1.斜面の段階状化 2.表土の安定がはかれる 3.雨水等の取り込みによる保水効果 4.飛来種子の取り込みによる自然復元か 5.自然復元化の連続性による全面への自然復元化

ウッド筋工(鉄筋挿入型)とは...

ウッド筋工(鉄筋挿入型)は、鉄筋挿入工の補強効果により斜面の安定を図るとともに、
補強材の頭部にリサイクル資材である間伐材を用いた筋工材を取付けることで、斜面上に植物の生育に有利な環境となる
「棚」を造成することを可能としたものです。この筋工の効果により、郷土種や木本種を緑化目標とした全面緑化を可能とする
画期的な工法です。
ウッド筋工・強化版
強化版施工例/大型丸ボックス

本工法の主な用途

  • 比較的小規模な崩壊等の補強工としての法面保護工(モルタル吹付や吹付枠工等を用いない全面緑化を目的とした法面保護工)
  • 郷土種や木本種を主体とした緑化の基礎工
  • 表土の流亡防止
  • その他

ウッド筋工(鉄筋挿入型)の特徴

本工法の特徴は、特にこれまで植生の生育に不向きとされていた急傾斜面や岩盤が優占する斜面において、植生の生育環境を改善し、緑化が可能となる点にあります。
構造 筋工は、斜面を階段状化し、表土の流亡を抑えるとともに植生の生育環境となる棚となります。
筋工は、平常時には雨水を取り込む保水効果があり、豪雨時には雨水の分散排水効果を発揮します。
筋工は、周辺から飛来する種子を効率的にキャッチします。
設計 鉄筋挿入工は、日本高速道路株式会社「切土補強土工法設計・施工要領」に準拠した手法により設計するため、特殊な設計手法を必要としません。
各種補強材が利用可能です。
木本類を主とした緑化、地域系統を重視した待ち受け型の緑化等、斜面緑化における幅が広がります。
施工 間伐材の長さを短くすることにより曲げやすい構造であり、斜面の起伏に対しても柔軟に対応可能です。
特殊な機材は必要としません。
環境 間伐材を使用するために、見た目に違和感がなく自然に調和します。
植生が回復し役割を終えた筋工は、時間の経過とともに腐朽して土に還る間伐材のため、環境負荷を低減することが可能です。
従来のコンクリート構造物と比べ、二酸化炭素排出量を抑えます。
社会 森林保全・林業振興のため、間伐材の利用促進が図れます。
斜面を自然復元することによって、景観に配慮することが可能です。

工法の位置づけ

ウッド筋工(鉄筋挿入型)の位置づけは、(社)日本道路協会「切土工・斜面安定工指針」に示されるのり面保護工の選定フローにおいては下記のようになります。
各種のり面保護工との機能比較表

植生経過状況

法枠への使用例 施工後 6年
筋工設置状況
ウバメガシ・シャリンバイ・ハギ、他
施工後 8年
ソイル吹付後
ウバメガシ・クヌギ等
施工後 10年
施工後植生状況
ウバメガシ・タブノキ



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