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吉田博の落石研究室 |
【特別号】 落石対策における現状と今後の展望 |
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4.4. MJ ネット 〜大規模落石用防護柵〜 |
MJ ネットの特徴
■これまで対策が不可能と考えられていた落石エネルギー3000kJにも対応
■現地で施工する構造物が少なく、施工が容易
■支柱にはほとんど曲げ応力が加わらない構造のため、堅固な基礎は不要
■防護柵はスパンごとに独立しているため、部品の取り替えや維持管理が容易
■落石の回転運動による“かけ上がりこぼれ”を防ぐ構造
■施工後, 短期間の間に植生に覆われ自然と調和する
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ネット面の変形および緩衝装置 (写真)
谷側から見た写真。アンカーに接続された緩衝金具を介して控えロープが支柱頭部の穴に挿通されて、リング状のネットを吊っている。アンカーから他の控えロープが支柱頭部に結合され、支柱の安定を保持している。 |
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MJ ネットの構造図

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MJ ネットの変形
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A

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MJ ネットの変形 (続き)
B

C
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ネットの吊り下げ (写真) 支柱頭部に挿通されたロープがネット面を掴みあげている
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アンカー接合部 (写真) 支柱下端を挿通したロープがネット面下端に連結されている。
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緩衝金具 (写真1) 狭い挿通部を有する鋼板内にロープを挿通し、四隅を別の鋼板に圧接
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緩衝金具 (写真2)
表裏のそれぞれ2個の圧接鋼板を取り付け、滑り張力を増加した場合
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衝撃試験 (フランス) (映像)
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衝撃試験 (千葉) (映像) 重錘質量10.0t, 転がり高さ10mでの実験
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施工例 (写真)
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