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吉田博の落石研究室
【特別号】 落石対策における現状と今後の展望
 
 

5. 性能照査型設計

落石防護柵に求められる性能

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落石レベルと性能レベル

落石レベル1

日常的に発生する落石


落石レベル2

各部材に配置されたタマゴ型緩衝具によって効果的にエネルギーを吸収する。

 

落石レベル3

各部材に配置されたタマゴ型緩衝具によって効果的にエネルギーを吸収する。

性能レベル1

無補修・無損傷の状態


性能レベル2

サービスエネルギーレベル

 

 

性能レベル3

最大エネルギーレベル

 

 

あくまでも講演者の私案であり、根拠のあるものではない。
しかし、誰かが提示しなければ一歩も進まない。

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性能レベル(講演者の私案)


性能レベル1

主要部材に塑性変形が発生しない最大のエネルギー吸収性能。部分的な破壊やネットのギャップが発生してはならない。


性能レベル2

繰返し発生する落石を停止させることができる最大のエネルギー吸収性能。同一位置に同一規模の落石を 3 回以上停止させることができる。


性能レベル3

ただ 1 回の落石を停止させることができる最大のエネルギー吸収性能。

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要求性能マトリックス(講演者の私案)


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性能照査方法



 Sd : 解析の不確実性を考慮した落石レベルに対応する部材の応答値

 Rd : 部材ごとの材料強度の変動を考慮し、落石レベルに対応した性能レベルを満足する限界値

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材料による破壊に対する余裕値


 

発注者は、性能レベルごとの落石エネルギーを提示して、設計依頼すべきでは!

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